土鍋と器と美味しい暮らし

日々のくらしを愉しんでます

東京湾一周ドライブ

三連休...中日のドシャ降りの中、ドライブへ。
運転は私ではなく従兄弟が担当。

私が在京14年目にもかかわらず、まだ渡ったことのないという東京湾アクアラインを通って房総半島へ!という企画ですが、これが生憎の大雨で東京の景色もなーにも見えない状態...残念。せっかくの海ほたるだったのに...。

でも、木更津から一路館山へ。ここに着いた頃にはどしゃ降りの雨も止み、
ちょっとしたご褒美♡

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東京湾の向こう側に見えるは、富士山。
富士山が見えるとなんだかめっちゃ嬉しくなっちゃうのって
どうしてなんでしょうねー。

この日は
芝公園→海ほたる→木更津→館山→金谷(フェリー)久里浜→横須賀→葉山→江の島→戸塚→高速道路→四街道。

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密かに...今度、このコースを自分で運転して行きたい~と
ウズウズしていたりするのでした。
まずは首都高の練習から!

久しぶりに書いたラブレター

LOVE LETTER PROJECT

書家の紫舟さん主催のWS、Tさんにお誘い頂いて参加。大切な人にラブレターを書こうという企画。
ラブレターって聞くとちょっと恥ずかしい。
でも、ラブレターってもらうと嬉しいんですよね、絶対に。
なんや背中がこそばかゆくなっちゃったりもするけども、その手紙を書いてくれている時は私のことがその人の頭の中いっぱいにあったんだと思うと、それだけでじんわりと心もからだもあたたかくなるもんね。
愛に包まれるプロジェクト、自分の心とも話ができる貴重な体験でした。
こうやって、たまに、自分の中の内側とお話しするのっていいのかもしれない。
これって、思うだけ、よりも書き出す方がかなりスルスルと出てくるから不思議。そしてどんどんと広がっていくことを実感。たまにやってみようっと。

WSは紫舟さんガイドのもとすすんでゆきます。
大切な人の「人となり」を思い浮かべて心を満たした後にまずは鉛筆でラブレターの下書き。
その後、書いたラブレターの中の一文字を使って
「文字が表現を持つ瞬間を感じる」べく、紫舟さんガイドに従い文字を書いていきます。
いろんな字が現れてくるんですよね、不思議と。

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そして、そして、フツーに書いていて発見!
私ってば「超保守的」と。なんや字がきちんと3個ずつ並んでいるではないか!
周りを見回すと皆さん大きさも自由に書いたはるっ。


今まで自分ほどのテキトー人間はいないと思って生きてきましたが、どうも、意外にそうじゃないかもしれない疑惑がここ数週間。

あぁ。
今イチバン欲しいもの...おおらかさと自由な表現力!!
ちょっと頭がカチンコチンになりかけている気がする今日この頃です。
頭ほぐしたーい!!

餃子とビール

主人がふるさと納税したらしく、
善通寺市から大量に届いた餃子。
せっせと食べてます。
ゆえに週末ブランチは餃子とビール🍺

こんがりうまく焼けると嬉しいのが餃子。
「料理って愛と道具よねー」と思う瞬間だったりします。f:id:cafechibi:20161008113729j:plain

で、このクロワッサン餃子。
HPで見てみたら1年待ちとか。
(1年は待てないな)

この間求めた安斎さんの角皿。
可愛そうに…餃子ばっかりのせられてますが、
包容力のなせる業。
美味しくみせてくれますね~

今井のうどんすき

肌寒くなってくると絶対に食べたくなるものってありますよね。

牡蠣フライでしょ、土手鍋。上海蟹に、白みそ仕立てのお鍋やお雑煮におでん、そしてうどんすき。

今晩は大好物、今井のうどんすきを取り寄せました。

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冷たいビールと熱々うどんすきを頬張る季節になりました、わーい♡
急に決まったので強行手段!
会社で午前中に受取り、お昼休みに自宅に持ち帰り事前に盛り付けてテーブルも用意しておく…なぜなら今晩はうどんすきの前に映画「君の名は」を見るのです。

長い夜になりそう。
これもまた金曜日の楽しみ方のひとつ!

今井のうどんすきは毎年、何度か取り寄せます。
一人前5,000円ほどするので、自宅うどんすきにしちゃぁちょっとしたハードル。
でも、お出汁の味が最高に美味なのと手軽さからついついポチッとオーダー。
お出汁は余るほどの量が入っているので次の日も美味しいおうどんを頂けるおまけつき。
充分にお得です。今回は出し巻にしてみようかなぁ。

いつも盛り付けながら思うのです。
焼き穴子さへ手に入ったら、ゴージャスうどんすき
(お出汁の味は今井に軍配間違いないけど)を一から作ってみたいなぁと。
今度、その美味しい穴子入手の夢が叶いそうなので実現するかも。しかも、穴子は淡路のん☆

その時は張り切って穴子の間にきぬさや挟みますって(今井風)
白菜も湯がいて巻すでギュッと巻きますって(頑張るっ)
飛龍頭も、お豆腐から作りますがなっ(たまらなく美味らしー)
やる気だけはありますって(やるやる詐欺はアカンでー)

土鍋WSが終わった11月以降にちょっくら挑戦してみようかなぁ。
やるなら、4人くらいがいいかなぁ。
でないと、頑張れませんっ、白菜も、飛龍頭もっ笑

安斎さんの蓋もの

今、すごく器ブームなんやなぁ、と感じます。


昨日も、二人展の初日に訪れたにも関わらず....
もう閉店間近だったからでしょうか、そこはとっても静寂な空気がながれていました。安斎新さん・厚子さん、林拓児さんの器たちが醸し出す静寂さは言わずもがな、品揃えが静寂な感じ(すでに売り切れ続出)。

店員の方曰く、すごくネットショップで注文が多かったとのこと。
確かに、私が拝見しているそばから店員さんがネットオーダーで注文の入った品をどんどん売り場から回収していかはる姿を見てその言葉を実感。全国からHPにUPされる時間をまだか、まだか、と待っているのですね。
もはや、個展は初日にいけ!なんて言葉は甘いっす。
個展は初日の朝に行け!が正解です。

私は「うつわ」が好きで、ひとりで食事をする時だけでなく、誰かと食事をする時を考え、複数個ずつ買うことが多いのですが、昨日、お店にいて、ふとやってきた方が、ご自分の為なのかな、ひとつずつ器を買って行かはる光景を何度となく(3人くらいいはった)傍で見ていて「あぁ、こういうのってとってもいいな」と思ったのです。「自分のために選ぶ」という感じがすごーくして、ほわっと心があたたかくなったと同時に、ちょっと自分について振り返ってしまいました。
最近、こういう器の選び方をしていない時があるかも、と。
「この器、合わせやすそうやわー」とか「何乗せてもさまになりそう」などなど。そんな観点から選んでしまうことが多々ある気がしたのでした。何もお料理屋さんやあらへんねんし、と。


自分のお気に入りの器でごはんをいただく。こんな贅沢ったらありませんよね。お気に入りの器に盛ると何倍も美味しくなる気がして、でも、これは科学的にもほぼ事実。何よりもそうやって少しずつ少しずつ自分の暮らしの中に「お気に入り」が増えていく幸せ・喜びがたまりません。
忘れかけていた感覚。直感で選ぶ感覚。
「これが好き!」使いにくかろうが、何だろうがこれが好き!!この感覚を大切にしたいな、と思った秋の夕暮れでした。


で。
静寂ながらも私が選んだ器は青磁の蓋もの。
安斎新さん・厚子さん作のものです。

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中にはニベアをいれよーと思って求め、帰宅後せっせと青缶より移しました。
在廊していた安斎新さんにはニベア入れること許可をいただいております(笑)

一時期、ほんまか嘘かわかりませんが、ドゥラメールと配合成分が似てるなどと噂になったニベア。いかんせん、ちょっと重いテクスチャーが若干敬遠させるも、職人気質の国ドイツ発祥なだけのことはあるよなぁと思っちゃう保湿力。
いつまでも変わらないニベア青缶のクラッシックな感じも、鼻にちょこんとニベアを付けてくれるお母さんのCMを思い出せるので好きなのですが、それだけだと、この歳になるとナカナカ缶を開ける気にならないのです...(歳のせいにするなって!?)
テンションUPの立役者としてこの蓋ものにニベアを入れることに。そうしたら、きっと、この子の可愛さ目掛けてきちんと蓋を開けて塗り塗りするのではないかという、そんな淡い期待を抱いてのニベア用ポット。ずぼら回避作戦です。

これもまたコツコツ。
きちんと塗り塗りしたら、来る冬、我が手はふっくらしているはず。
その時は、みなさん、お手手つないでくださいねっ笑。

安斎さんとお話をしていたら、我が家の安斎さんmadeの器がたくさん思い出されました。今や、幻となった急須も我が家にはあったりして...。是非とも木の蓋シリーズをまた世に送り出してもらいたく、お願いしてきました。我が家の愛しい安斎ご夫婦の木の蓋シリーズ、またUPしますね。

ぶどうジュースからの...

最近のお気に入り。
DEAN&DELUCAのぶどうジュース。

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季節の行事(ちなみにアメリカの行事)に敏感なディスプレイ、ちょっとワクワクしちゃう店構えにつられ入っちゃうも、たまに映画で「高級スーパー(byプラダを着た悪魔)」と訳されるだけのことあるお値段設定にちょっぴり複雑な心境にしてくれるお店。(私の中では)
そんなDEAN&DELUCAのぶどうジュースが美味しいのです。

皮ごとだからポリフェノールも満開☆
唯一の欠点は、、、サイズがSSかSしかないということ。
当然マックスでっかいSサイズをオーダーするけどイマイチ飲み足りない。

で、オーダー後に受取りを待っておりましたらね、作り方を目にする機会があり、じーっと見ていましたら、至って簡単なこと判明。ブドウ皮ごと+氷+謎の液体をガ――っとミキサーにかけるだけ。たぶん、謎の液体は甘さを足すシロップだろうなぁ。

これ、お家でもできるやーん!と「これでもうSサイズとはお別れ!お家でおっきぃグラスに作って飲もうっと」と思いながらルンルンとオフィスへ戻る道すがら...私の中の天使と悪魔が会話を始めました。


天使:わーい、これで美味しいぶどうジュースがおうちでも飲める~
悪魔:せやけど、知ってる?うちのミキサーって重いねんで、
   しかも、キッチンの奥深くにいま眠ってるやん、出す勇気あるん?
天使:うっ、そうやった、ヴァイタミックス重いねんやった
悪魔:使った後、キッチンにそのまま放置されていて作業する場所が
   めっちゃ狭なってることよぅあるやん
天使:うっ、そうやった、重いのん片付けるのに勇気いるんやった
悪魔:せやろ、そんなん面倒くさいやん。
   これからも買った方がええんとちゃうん
天使:うっ、せやな、それを思うと買った方が...
   アカンアカン!ちゃんと使わなヴァイタミックスもかわいそうやし!
   ぶどうが美味しいうちにお家でも作って飲みたい!!
悪魔:せやけど重いねんで、何度も言うけどさ
天使:・・・・・。

ちょっと先延ばしになっているキッチン大改造計画。
まじめに考えて決行しようと思うにいたりました。ぶどうジュース経由。
「キッチン改造やるやる詐欺」は今日でおさらばだ!!
使いやすいように、使いたいものがすぐ出せる整理されたキッチン目指すぞ!
年内には完成させたいぞ!

その中で、不要なモノとかがでてきたら、我が家でフリーマーケットだな。

今週のお花

密かに夏もお花は欠かさないでいよう!と思っておりました。
夏本番を迎えるまでは...

日中、出勤する際はエアコンを切って出かけていたので(巷ではつけっぱなしの方が安いとの噂があるも)日中の部屋は高温多湿。花が枯れるのめっちゃ早くて、えーーーーっもうアカンの?となること数度。水も腐敗しやすく潔く諦めました。
夏は花を買わない!と。

例年は「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、お彼岸過ぎると一気に「秋」を感じられえるようになるのに、今年はお彼岸すぎてもまだ暑く...10月の声をきいてようやく過ごしやすい気温になった感じですね。
(と、これを書いている今日も日中30℃の予報ですが...タイツ履かれへんがなっ笑)


とは言え、朝晩は涼しさ感じられるようになってきているので、ふたたびお花。
いつも伺うお花屋さんは、月・水・金が入荷日。その日に行くと所狭しとお花がどっさりと並んでいて、その中から選ぶ楽しさといったらたまりません。

今回は入荷日に伺えず、向かえたのは土曜の夕方。あんまりお花の種類がなくしょぼんとしつつ選ぶも、意外に活けると「いい感じ♡」とご機嫌よろしく、今日もキレイに咲いてくれています。

アナベルとトルコキキョウ。
たっぷりのアナベル。すごくゴージャス♡になります。
このトルコキキキョウ、とっても秋らしい色味でひと目惚れでした。
こんなこっくりとした色味のセーターかカーディガン欲しい。
平松祐子さんの花器はゴージャスなお花も受け止めてくれます。
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ピンクッションとオオニソガラムと名前のわからないお花(笑)
オオニソガラム、まだまだ蕾がたくさんなので、
順にお花が咲いてくるとまた違った雰囲気になるだろうなぁ。
オレンジ×グリーンって大好きな色味。
初夏を思わせる色味だと思っていましたが、オレンジの色味によっては
充分に秋を演出できますね。
ちなみにピンクッションの花言葉は「どこでも成功を」ですって。
なんや勇気でますね、そういうの!

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私がいつも座っているソファからみるとこんな風景。
雰囲気がガラッと変わりますよね。
クルクルその日の気分で回しても楽しいんです。
↓この手前のお花の名前がわからないんですーっ。
ご存知であれば教えてください。

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テーブルのお花は少しずつ残った子たちを入れてまとめて雪ノ下さんの花器に。
隣には千鳥で求めたソイキャンドルと木工キャンドルスタンドを。
(この作家さん、忘れました...)
ソイキャンドル、初めて買ってみたんですが、
炎が普通よりも静かに揺らめくように思います。うん、癒されます。

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トルコキキョウなんかは枝がえらい細っいので、
活けている最中にポキポキと折れていく子たちが多発。
アナベルは引っ張っってしまって部分的にもげました...orz
元気よく咲いたはんねんもん、無駄にできませんっ。
その子たちを寄せ集めたものをKAZU Obaさんの花器に。
うん、十分かわいい♡

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で、もーーっともーーーっと
花のところでポキッと折れた子はベッドサイドご担当。
茎がほとんどないので中山孝司さんの菊盃にちょんちょんと指して。
かわいいゴージャスって感じ♡
意外ですが、軸と花の距離が短いからか、長持ちするんですよ。

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疲れて家に帰ってほっとひと息ついてソファに腰かけた時、
目に入ってくるお花があると、「よし、ご飯つくって食べるよ」って行動的になるからちょっと不思議です。きっと、花たちが「頑張れビーム(笑)」送ってくれているに違いない。そんな気がします。


「今日もキレイに咲いてねー(そして長持ちしてねー)」と声をかけながら水を変えるのが朝の日課。茎に付くぬめりを取ること、これでだいぶと持ちがかわります。
これもまた、コツコツと♡