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土鍋と器と美味しい暮らし

日々のくらしを愉しんでます

ちゃちゃつぼ、茶壺っ

今年はいつまでも蒸し暑さが続きましたね。
でも、きちんとやってくる秋。

夜、窓をあけているとひんやりとした風が入ってきて、
あっ肌寒っ!と思った瞬間、あたたかい上着にくるまると
それだけでめーっちゃ心地いい♡
これ、私の秋の楽しみのひとつです。
(冬だと防寒に必死になってこの余裕は無くなる...)

で、その後は必ずといっていいほど、
あったかぁいほうじ茶が恋しくなって淹れるのです。
この間まではHARIOフィルターインボトルで水出しした玄米茶が
冷蔵庫に来る日も来る日も鎮座しておりましたが、
それはもうどこか懐かしい記憶...。

代わりに、今は...忙しい朝はラッセルホブスのケトルが、
時間ある夜には南部の鉄瓶が、しゅんしゅんと音を立てて
お湯を沸かしてくれています。

そんなあたたかい時間の名脇役、なくてはならないのがお茶壺。

実は...今日まで私の中でちょっとしたお茶壺問題が勃発してました。
茶壺って1個じゃ足りへんやん...問題。
我が家の茶壺(茶筒)は、結婚の際に頂いた故郷大阪の名産、錫製品の物
これがとっても使いやすく密閉性が殊のほか素晴らしいので、
傷が入ったりところどころ剥げていたりと年季はいってますが、
それもよし、と気に入って使っています。

で、ひとつじゃ足りひんやん問題を解消しようと、
買い足そうと思うも、同じものにしようか、開化堂の茶筒にしようか、
うーむ、うーむ、、、と考えること数年...。
別段、茶壺がなくても問題なく生きていけるということもあり、
ナカナカ決断できずにおりました。


そんな中、いつもとてもお世話になっている大好きな器屋さん、
陶香堂さんで開催される

JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2016

これは...
「日本の伝統工芸の逸品・技・美意識、その精神に
 身近に触れることを目的に、80のライフスタイルショップと産地が
 1店舗×1産地コラボレーションして伝統的工芸品をご紹介する」
というイベント(by陶香堂さんFBより拝借)なのですが、
今年はなんと!私が愛用している錫の茶壺が陶香堂さんで出展される!
というではないですか。
きっと、迷って買わずにいたのはこの日を待っていたからだろうなぁ、と
錫のお茶壺を求めに会社帰りに駆け込みました。

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赤の年季はいった子が15年物。
いぶした黒がカッコイイのが昨日頂いてきた子。

赤いのには、緑茶や玄米茶を、
黒いのには、献上加賀棒茶を。

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このお茶壺、特筆すべきところは内蓋もきちんと錫製なところ。
内蓋も外蓋もぎゅっと押さえなくても、
そこに置くだけで蓋自信の重みですーーーーっと気持ちよぉく落ちてゆき、
知らない間にキチンと閉まっているという優れもの。
だからこその密閉性、ずぼらな私にぴったり♡

そうそう買い替えるものではないだけに、毎日かならず目にする物だけに、
お気に入りであれば嬉しいのが、お茶壺。

きっと、この子たち、
私の髪が真っ白くなった日にも、顔に歴史が刻まれ深い溝ができた頃(笑)にも、
我が家にずっと存在していて、お茶の時間を楽しませてくれている、
そんな予感がしています。

長いお付き合いになりそうなモノ。

モノにしろ、人にしろ、そう思えたときってちょっと幸せ感じます。
秋だからでしょうか。
茶壺ひとつとってもなんだかちょっとセンチメンタルな気分です。